災害をきっかけに生まれた、“町を元気にする飲み物”
きっかけは、26年前に起きた「佐用町豪雨水害」でした。
町全体が大きな被害を受け、活気が一気に失われたあの日。この出来事が、代表の“佐用町をもう一度元気にしたい”という想いの原点です。その想いから地域づくりを学び、地方の現場で多くの課題に向き合う中で、「地方には良いものがあるのに、伝える力が足りていない」という現実に気づきました。
この課題を変えるために立ち上げたのが、地域メディア「ええやんサヨウ」です。今では町外の多くの人が、佐用町の魅力を知るきっかけとなっています。
しかし、実際に「南光ひまわり祭り」に出店した際、もう一つの課題に気づきました。訪れる方の多くが、“ひまわりを見て帰るだけの観光”になっている。“また訪れたい” “思い出に残るものが欲しい”。そんな気持ちに応えられる特産品を作りたいと思ったのです。
今後の展開
これからも「ひまわりコーラ」は、佐用町の自然や人のあたたかさを伝える架け橋であり続けます。地元の農家さんや学生、事業者の方々と手を取りながら、地域全体で“ひまわりの輪”を広げていきたいと考えています。
これまで町内事業者のスポンサー支援によって運営してきた地域メディア「ええやんサヨウ」は、今後「ひまわりコーラ」の販売収益によって自走できるメディアへと成長していきます。商品を手に取っていただくことが、そのまま地域の情報発信や若者支援につながる、そんな新しい循環モデルをつくることが、私たちの次の挑戦です。
また、佐用町産の素材を活かした新たなクラフトシリーズや特産品の開発にも取り組み、得られた収益の一部を農林業の振興や地域の環境づくりに還元していく予定です。季節限定フレーバーやギフトボックス、コラボドリンクなど、手に取るたびにワクワクできる新しい形も順次展開していきます。
地域の味を、もっと身近に、もっと楽しく。佐用町発のクラフトドリンクブランドとして、全国へ広がる挑戦を続けていきます。


